どうも、ふんどし男マイタケです。
世の中にはサラリーマンが腐るほどいます。
しかし、自分の会社が好きで好きでたまらない人というのはそれほど多くありません。
「フリーランスになりたい!社長になりたい!・・・でもどうすればいいかわからない・・・」
「そもそもどんな人が、どういう思いでやっているんだろう?」
「すでにやっている人の話を聞いてみたい!」
そんな思いに応えるべく、私が実際に会いに行って話を聞いてきました。
おちゃめだがエネルギッシュな六本木さん
9月某日。渋谷にて待ち合わせ。
「ここにいます」という写真を受信し、それから六本木さんの位置を特定してついに合流。
素敵な帽子を被ったちょい悪オヤジのような風の男がそこにいた。
今回は顔出しOKとのことなので、ご尊顔おば。
怪しい雰囲気たっぷりである。
六本木さんはその場でちょっとしたマジックを披露してくれたりと茶目っ気があるが、実際には色々なことを経験されていて、今も尚新しいことを学び、発信し続けているエネルギッシュな方であった。
出版社や新聞社にも注目され、普通の人がやめられない事もやめられる男の半生を綴っていく。
生い立ち
本の虫だった小学生時代
小学生だった六本木さんは本ばかり読む大人しい子どもだったそうで、今思えば活発な子を僻んでいたそうだ。
読む本は探偵物が多く、ロジックが好きだったとのこと。
落語も好きで、常識を斜めから見るところが気に入ったらしい。古風な子どもである。
捕物帖や銭形平次などを読んでいたそうで、全くもって古風な子どもである。
当時は一つ上の歳の子が読むような本を読んでいたこともあり、成績もよく、自分から一歩引いた視点で周りを見下ろす感じで過ごしていたそうだ。
この頃から普通の人とは違う視点を持っていたということだろう。子どもに本を読ませるというのは大事なのだなと感じた。
相変わらず本の虫だが表現を覚えた中学時代
中学生になった六本木さん。相変わらず本を読んでいたが、読む本がイギリスの冒険物などハードボイルド路線になった。
この頃になると、本を読むだけでなく自分で書き始めたそうだ。内容は推理物。
それまでインプットだけしていた本をアウトプットのツールとして利用し始めた六本木さん。是非読んでみたいものである。
当時は人と競うということが理解できなかったと話してくれた。
チーム戦をする意味がわからず、今でもわからないらしい。
自慢というものが嫌いで、奥ゆかしさが大事なのだと当時から思っていたそうだ。
たしかに競技系の物事は勝って自慢することでアイデンティティを確立するが、本を書くことは人と競うことなく自分というものを表現できるんだなと思った。
グレる高校生時代
高校生になるとさすがの六本木さんもグレた。突如イキりだしたのだそうだ。
進学校にも行けたが遠くて嫌だったため近くの高校に進学。
そこから全然勉強せず、成績も下から数えて10番以内とかそういうレベルまで落ち込んだそうだ。
しかし高校3年生で3ヶ月間猛勉強したおかげで新潟大学に見事合格。
勉強はしなかったが本は読んでいたので勉強する体力はあったそうだ。
とはいえ数学は200点中20点だったとのこと。しかし国語は200点中196点という驚異的な点数を叩き出したのだそうだ。
やはり子どもには本を読ませるべきなのだなと再認識した。
反動で遊ぶ大学時代
大学生の六本木さんは案の定遊んだらしい。
4年間遊び呆けて授業もほとんど行かず、酒にタバコに麻雀や音楽に勤しんでいた。
新潟は雪が吹き付けるので、それを理由に三日三晩麻雀したりしたらしい。まさに大学生といった感じである。
音楽はバンドでギターをやっており、今でもやっているとのこと。
弾き語りで替え歌を歌うそうで、デブヘイトや歌で痩せるといった内容で歌っているそうだ。
世代的に「音楽はメッセージ性がないとダメ」らしく、デブヘイトを歌うのはそういうことらしい。
数年前は政治をテーマに1日3曲替え歌を作ったそうで、その曲数は1700曲にもなったとのこと。
最近の人にはそういった政治の内容よりはデブヘイトのような内容がウケが良かったので、今はそういう路線の歌を歌っているのだそう。
興味がある方は是非行ったほうがいいだろう。
youtubeで「福井謙二 グッモニ ヒルズ六本木」で検索検索ぅ!!
社会に出て結果を残す男六本木
大学を卒業した六本木さん。バブルも末期であった。
努力とかが嫌いでテキトーに選んだ就職先はバラエティショップであった。
大卒というだけで店長になったが、やりだすとトコトンやるのが六本木さん。
当時は洋楽というのは在日米軍が自国を思って聞くものだと思っていたくらい洋楽は知らなかったが、勉強して滅茶苦茶詳しくなったそうだ。
自分で見聞してポップも作って、チェーン店だったそのバラエティショップで売上日本一を叩き出したとのこと。
普通は関東圏など人が多い所がなるが、それらを抜いての日本一である。
しかし会社自体がやばいことに気付き転職。学習塾に入る。
増長する人気講師六本木
学習塾では集客や内勤をしていたが、夏期講習など忙しい時期に人がバタバタ倒れたらしい。
そこで臨時的に講師に抜擢され、国語は得意だったので、文法読解や作文を授業した。
臨時ということもあり、面白おかしく授業をしていたら全社員のうち10番以内の人気講師になり、そこから本格的に講師として教えたそうだ。
増長期の始まりである。
チラシやDMはお金がかかるので口コミがいいと判断。口もうまかったのと、自腹を切って物で釣ったりしたそうだ。授業で生徒に「友達も連れてきたら云々」など。そして成功。
とにかく何をやってもうまくいくという自身が当時はあった。黄金期と言ってもいい。増長していた。
そして会社は経営がまずくなってきたそうで上の人がバタバタしだし、ビラ配りにテレアポ、飛び込み営業など所謂根性営業が始まったので学習塾も辞めたそうだ。
起業だ!と意気込んでいたそうだ。
人生の転機到来
なんでもできると思っていた六本木さんに挫折が訪れる。
企業は簡単ではない。
サラリーマンから起業家になるのは厳しいそうだ。本当に何もかもが違ったそう。
セミナーに行ったり本を読んだりし、人生について考えたそうだ。
そして、「もっとお金を勉強にまわしたい!」という思いでそれまで1日2箱吸っていたタバコをスパッと辞めた。
この経験をブログに綴ったところ、出版社から本にしないかと声がかかった。
しかしなかなか本になる話が進まなかったので問い合わせたところ、ボツになったと聞かされた。そして路頭に迷った。
路頭に迷ってから本気になった。
出版社が出さないなら電子書籍で自費出版すればいいじゃないかと。
Twitterなども駆使したところ、ちゃんと売れたそうだ。
今ではちゃんと本になっているのでタバコを辞めたい人は読むべきだろう。
また、当時Facebookも流行りだしたので試行錯誤しながら使ったらしい。
1日100人と友達になろう!と決意したが実際には1日10人しかできなかった。最初は。
ところが2ヶ月で5000人を達成。またしても出版社の目に止まった。
日本でトップ7位にまでなるほどSNSを使いこなす男なので、日本の様々な所で講演会の依頼があった。当時はそれで食いつないだそうだ。
しかし、半年もすると新聞社にバッシング記事が書かれたらしい。
SNSに関して一切お金をもらっていないのに、やれマルチだの宗教だのという事実無根の記事が載ったのだそう。
出る杭は打たれる国、日本。流石である。
転機再来
新聞社の件もあり、家族からも見放されたそうだ。
そして再度転機が訪れる。
「腹筋を割るぞ!!」
ジムに通い始め、ピザやラーメンをやめた。10kgはあっという間に減った。
半年経つとシックスパックが薄っすら出始めた。
お金のかかる酒もやめた。すると健康になり、それまでどれだけ酒気に帯びた人生だったかと気付かされた。
ここから変わったのだそうだ。腹を括ったのだそう。
ブライアン・トレーシーの本を読み、目標管理をキチンとした。
具体的には、毎朝10個の目標を書き、夜に一日何やったかを書くといったことである。
「金持ち父さん」はオススメの本で、これを読んで六本木さんは「簿記を勉強しよう」と思ったとのこと。そして2ヶ月で3級の資格もとった。
簿記の勉強でお金の仕組みがわかってから色々なことが加速したのだそうだ。
これらの経験から「フルフィルノート」というものを作ったそうなので、興味ある方は検索してみてほしい。
最近の六本木さん
デブの素にタバコ、お酒といった大半の人がやめたくてもやめられない物をやめてきた六本木さん。次にやめたのが日本語である。
ナポレオン・ヒルの本も、ロバート・キヨサキの本もおすすめだが、日本語で読んでは翻訳者の主観が入るのでダメだと話してくれた。
そこで自室の日本語の本を全て売却し、代わりに洋書を購入したとのこと。読む新聞も英字新聞にした。
そして、まずは本の丸写しをすることから英語を覚えたらしい。
「7つの習慣」を半分くらい写したところで英語のリズムがわかってきたそうだ。
これらのことも本になっているので、英語の勉強で挫折経験のある人は一読しておくべきであろう。
今はビットコイン関係の投資を行っており、英語も簿記もやっておいてよかったと話してくれた。
お金の知識は皆必要なのにあまり知られておらず、所謂成功者の哲学というのは難しいのだそうだ。
それをわかりやすく一般の人に教えていきたいと語ってくれた。
「要らないものを手放さないと成功はない」「目標達成したいという方はご相談ください」と言ってくれた。
努力塾というものを開講するそうなので、興味ある方は行くべきだろう。
最後に六本木さんのHPを載せておくので、さらに詳しく知りたい方はそちらを参照してもらいたい。
終わりに
今回は挫折アンインストーラの六本木さんに会ってきました。
話していて本当に楽しい方で、しかし今でも新しいことを学ぼうと貪欲であり、エネルギッシュで年齢不詳でした。
人を楽しませるということを心得ている人なので、お会いすればきっと楽しい時間を過ごせるでしょう。
そして挫折もなくしてもらえれば幸いです。
さて次回はどんな人とお会いできるのでしょうか。とても楽しみです。
以上、マイタケレポートでした。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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