どうも、ふんどし男マイタケです。
世の中にはサラリーマンが腐るほどいます。
しかし、自分の会社が好きで好きでたまらない人というのはそれほど多くありません。
「フリーランスになりたい!社長になりたい!・・・でもどうすればいいかわからない・・・」
「そもそもどんな人が、どういう思いでやっているんだろう?」
「すでにやっている人の話を聞いてみたい!」
そんな思いに応えるべく、私が実際に会いに行って話を聞いてきました。
マゼンタの魔女襲来
11月某日。虎ノ門のとあるカフェにて待ち合わせ。
事前情報によると底の知れぬ占い師さんらしい。
待ち合わせ時間の少し前にカフェに到着すると、何やらおじ様おば様方が1人の人を取り囲んで写真を撮っているようであった。
まさか・・・と思っていると・・・
「こんにちは」
右斜め後方から声がかかった。そこには、全身マゼンタの女性が!
着ている物も持っているものも全てマゼンタ!!
おじ様おば様方と写真を撮っている人は全く関係なかった!!!
マゼンタの魔女が現れた
最初に会った時の衝撃は凄まじいものであった。
必死に動揺を隠しつつお話させていただいた。正直かなりビビった。
話してみるとやはり面白い人で、この服装も単なる趣味というわけではなくきちんとした理由があった。
今回はネイルも凄かったので写真を撮らせていただいた。
おわかりいただけるだろうか。
左側に魔法のステッキ、魔術書があり、右側に魔女が何かを作っていることに。
ネイルは御用達のお店があるらしく、以前は札束を模したネイルもしていたのだそうだ。
このこだわり。流石と言わざるをえない。
私はもうマゼンタの魔女のことを忘れることはないであろう。。。
ちなみにCHOMPOOとはタイ語で"ピンク"という意味だそうだ。また、マゼンタの魔女が今の服装にしている理由については後述することとする。
今回はマゼンタの魔女ことCHOMPOO☆ちひろさんについて綴っていく。
マゼンタの魔女の生い立ち
読書量が異常な神童
ちひろさんは一人っ子だったそうで、変わった育て方をされたとのこと。
なんでも「美意識」は幼少期に形成されるので、母親と美術館やファッションショーに行ったのだそう。
なんと保育園にも幼稚園にも行かず、「美意識」に関しての英才教育を受けたのだ!
そして小学校へ入学。
ちひろさんは友達できなかったそうで、みんなが遊びに行っても自分は本を読んでいたとのこと。
結果、IQも高く学力テストもよくでき、どんどん大人びていって神童と呼ばれるほどになったそうだ。
特に読書量が異常なほど多く、小学校の図書館の本は読破したとのこと。中学生で近代文学、西洋文学は読破。大人になると読む本をビジネス書に移行。何が彼女を駆り立てているのか・・・私は恐怖すら覚えた。。。
また母親が美しいもの大好きだそうで、絵や宝石などを見て気付いたら買っちゃう人だったのだそう。
そしてそれが今の自分につながっているのだと話してくれた。
オールオアナッシングな中高生
中学生のちひろさんは文系科目の勉強はかなりでき、全国一位を取ったりしたそうだ。
しかし数学は0点、体育もできないという状態で、学校の先生にも「オールオアナッシングしかない」と言われたのだとか。
運動は特にダメだったようで、山に遠足に行った際も友達が荷物を持ってくれたらしい。それでも皆に追いつけず、校長先生と車で山を登るほどだったのだそう。
バドミントンをすればダブルスの仲間が舌打ち、バレーをすればサーブ時に白い目で見られ、もう体育がある日は学校に行きたくなかったとのこと。
ちひろさんはこの時、「スポーツマンシップなんて存在しない。みんなただ勝ちたいだけなのだ」と悟ったらしい。
ちひろさんが進学を決めた高校は受験校だったそうで、やはり文系科目だけかなりできた。
そして文系科目だけできればいいという理由で、私立文系の大学に行こうと決め、実際早稲田大学への進学を決めたのだった。
西洋史学を学びつつ占い師デビューした大学生
ちひろさんは大学では美術史学を学んだのだそう。
西洋美術は見てもその作られた時代の背景や宗教が理解できていないため美術品自体を理解することができないのだとか。
それで美術史学でその宗教や制作された歴史や背景を学んだのだそうだ。
実は、絵の中の記号を読み解くという点でタロットと共通するところもあるのだそうだ。
ちひろさんは大学生の時資格オタクだったそうで、その資格は今の仕事にも関係している。
また有名な占い師さんの元で修行をし、大学生にして占い師デビューをしたのだとか。
最初は電話での占いから始まり、それから修行、独学で勉強して今のスタイルを築き上げたのだそうだ。
ちひろさんも大学を卒業する時は一応就職活動をしたらしい。
当時世の中は絶賛就職難だったのだそうで、ちひろさんも50社近く応募したのだとか。
そして会社にも入社したが、決まった枠組みが大嫌いなためすぐに辞め、独立を果たしたのだそう。
本格的に占い師としての道を歩み始め、魔女がこの世に解き放たれたわけである。
魔女の活動
ちひろさんは起業して15年になるそうだが、実は占い師というのはやる気さえあれば、その基本的な所は3時間もあればマスターできるらしい。
なった後はとにかく実践あるのみ。やっていく中で色々と学んでいくのだそうだ。
そもそもタロットカードそのものにパワーがあるのでラポール形成に力を入れていくのがよく、毎日占うことで直感率も上がっていくとのこと。
ちひろさんクラスになると、お客さんがカードをシャッフルしている間にその人がどのカードを引くのかが分かるタイミングがあるらしい。
実践の中で鍛えられた直感力・・・恐るべし。
話が上手かったりカウンセリングとかができる人はもっと早くできるようになるそうなので、カウンセラーの人などは占い師への転職をしてみても面白いかもしれない。
さらにちひろさんは、対面した人の第一印象、発言などでその人の色を見るらしい。
普通の人の中には「自分で自分に許可を出せない色」があるそうで、他の人に自分の色を選んでもらうことで、その人も自分にその色に対する許可を出せるようになるとのこと。
例えば、「私がピンクなんて・・・あり得ない!」と思っている女性Aさんも、他の人に「Aさんの色はピンクかな」と言われると「私、ピンクだと思われてるんだ・・・ピンクのものを身に着けてもいいかも!」となるのだそうだ。
そういったこともセミナーでやっているそうなので、興味ある方は是非行ってもらいたい。
独立したきっかけ
ちひろさんは占い師であるため様々な占いを自分にしたそうだが、どんな占いをしても「専業主婦」と「サラリーマン」は自分に向かないことがわかったそうだ。
世の中には組織に合う人と合わない人がいて、枠組みがある方がいい人も沢山いる。ただ、自分は人の作った枠組みが苦手な人間だったとのこと。
就職も一度したそうだが、「魂が死んでいく」と思ったとのこと。
その会社どうこうという問題ではかったので、「これは転職じゃない!起業だ!!」と考えたのだそうだ。
起業したいと言う人の中には「本当はこういうことしたいが、人脈がない、準備ができていない」と言う人がいる。
そんな人には「やってダメなら辞めればいいじゃん。ダメなら辞めればいいじゃん!」と思うとのこと。
まず何かしようと思った時、その準備が出来上がる日は来ないのですぐに始めるべきだということだ。
また、ちひろさんは元々「老後は自分のビジネスしよう」と考えていたそうで、サラリーマン時代でもう老後が来ただけなのだとか。
占いは自分の学び、スキルを売る仕事で在庫が不要であることも占いで独立した理由の一つであるそうだ。
今のお仕事
ちひろさんは現在、個人セッション、女性の朝活セミナー、結婚相談所、縁結び、パワースポットといったキーワードで仕事をしている。
ちなみに朝活セミナーでは「魔術セミナー」もやっているそうで、「魔術」というキーワードにピンときた普通の人が来るそうだ。もちろん様々な人が来るのだが、意外と魔術に興味ある人が多いらしい。
魔術セミナーでは魔術道具などを紹介するが、実はamazonで買えるとのこと。
魔術道具のラインナップには色々な物があり、恋愛に仕事、ギャンブルの魔術があるそうで、夜な夜なキャンドルを焚いて魔術ができるようになるのだ!!
個人セッションではコスパが大事だと思っているので、ちひろさんのセッションはコスパが相当いいそうだ。
とにかく色んな情報がてんこ盛りな内容なのだとか。
とある社長さんもちひろさんの個人セッションを受けており、占いの結果で商品の発売日を決めたりもしているとのこと。
これは各々の人にはパワーがみなぎる日があり、自分のパワーが強い時にアクションを起こすのが良いからなのだ!
占いはやればやるほど面白い仕事で、異業種とのコラボもできるらしい。
近年ではITの発達と共に仕事のやり方も多様化してきたそうで、インターネットで仕事の間口が広がったと話してくれた。
下記にちひろさんのブログとホームページを記載しておくので、興味ある方は是非みていただきたい。あなたの知らない世界がそこに広がっているはずだ。
マゼンタの魔女の服装の理由
その昔、営業力が大事だと考えたちひろさんは物凄く勉強した。
ちゃんとした実力がなくても営業力で持って行かれる時代であるが、今は情報が煩雑にあるので「情報を欲しがっている人の目の前に如何に情報を持っていけるか」が勝負なのだそうだ。
だからこそ目立つ状態にしているのだと話してくれた。
「ラッキーカラーなんですか?」「自分の色って何なんですか?」という問に対し、「ここに書いてありますよ」と名刺やチラシを見せて営業が終了するのだ。早い!簡単!確実!
ちひろさんは現在の格好をすることで得したことが多いらしく、特に人との出会いに関して言えばふるいにかけることができるとのこと。すなわち、この格好をしていることに興味を持つ人だけが話しかけてくるので嫌いな人と出会わないのだ。
確かにちひろさんの格好に臆さず面白いと思う人だけが話しかけるであろうことは容易に想像できるので、理に適っているなと感じた。
将来の夢
今、我々は時代の転換期を体験できる時に生きており、同じことをやっていても仕事のやり方が変わってきている。
その結果仕事をするフィールドが広がっていき、異業種とコラボするのも楽しみの一つとなっているのだそう。
仕事の関係でタイ、韓国にも行き、K-POPの人の占いもしたらしく、もっと色々な国でやっていきたいとのこと。
一口に「占い」と言っても、台湾では米粒占いというものがあればタイでは生まれた曜日にこだわったりと、国によって様々な形態がある。しかし、それぞれで共通点もあってそれが面白いのだそうだ。
また住むのは日本がいいそうで、好きな時に好きな所に行きたいのだと話してくれた。
おすすめの本
マゼンタの魔女のおすすめの本。それはニーチェだそうだ。
しかしながらいきなりニーチェを全て読めというのも難しいので、「超訳 ニーチェの言葉」という本がおすすめだそうである。
この本はストーリー関係なく読める、素晴らしい言葉が書いてあるダイジェスト版なのだとか。
パッと本を開いた所に自分に向けたメッセージが書いてある・・・というような使い方ができるのだ!
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回はマゼンタの魔女ことCHOMPOO☆ちひろさんととお会いすることができました。
初見は正直とんでもない人なのではないかとビビってしまいましたが、話してみると理知的、合理的な人で安心しました。
後日占いをお願いしたいという気持ちでいっぱいで、この記事を書き終えたら依頼してみようかと思います。
圧倒的なコスパの占いを受けたい方、占い師になりたい方、少しでもちひろさんに興味を持たれた方は是非HPにアクセスし、占いを依頼してみてはいかがでしょうか。
さて次回はどんな人とお会いできるのでしょうか。とても楽しみです。
以上、マイタケレポートでした。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。