どうも、マイタケです。
今回は「転職者が入社後に戸惑いを感じることは?」というタイトルの記事を見つけ、おっ?と思い読んで感じた戸惑いを綴っていこうと思います。
読んだ記事はこちら→「転職者が入社後に戸惑いを感じることは?1位はダントツで・・・」
読めば私の戸惑いを共感してもらえると思います。
記事の内容の要約
まず上に貼った記事の要約を書いておきます。
1.元の職場との環境差に戸惑いを感じる傾向にある
株式会社リクルートキャリアの実施したアンケート結果によると、1位「前職との仕事の進め方ややり方の違い」、2位「社内や業界用語等、専門知識が分からない」、3位「職場ならではの慣習や規範になじめない」であった。
これは、同業種に転職した人も異業種に転職した人も同じであった。
転職者は入社後、上記のような環境によるギャップはあるものだと見据えた上で周囲と擦り合わせを行っていく必要がある。
2.女性の方がキャリアアップに前向き
男女別でのアンケート結果を見ると、「入社後のキャリアパスが描きづらい」などの結果が女性の方が男性よりも多く答える傾向にあるため、女性の方がキャリアアップに前向きな転職をしている。
3.30歳目前の転職でも異業種にチャレンジする傾向がある
年代別のアンケート結果を見ると、30歳未満の求職者は「社内や業界用語等、専門知識が分からない」と答える割合が高い。
異業種の会社に転職したがゆえにその業界での専門知識に触れて戸惑いを感じている人が少なくないと言える。
企業側も、転職者と条件面だけでなく入社後の仕事の進め方も含めて擦り合わせを行っていくべきである。
異業種、同業種のアンケート結果の考察は当たり前のことしか書いてない
まぁ特に疑問を持つ所はなかったです。環境差による戸惑い。当たり前に感じるところですね。これは別に転職したからという話でもなく、単純に環境が変われば何でも同じところに戸惑いを覚えるでしょう。
むしろそんな当たり前の点以外のところで戸惑いをあまり覚えない傾向があるのが凄いと考えます。みなさんきちんと転職先と擦り合わせできているのだなと。
あるいは自己分析と企業分析がしっかりできているのだと関心しました。考察すべきはむしろこっちな気もしますが個人の考えでしょうね。
結論ありきで書かれた記事のように見受けられる
最も違和感があったのは「女性の方がキャリアアップに前向き」と結論付けている点。正直、男女別のアンケート結果から読み取れるのは「男女差はほぼない」です。
記事の通り、アンケートの結果で男女差がなんとなくありそうな点を見ても、「職場ならではの慣習になじめない」、「専門用語がわからない」、「離職する人が多い」から「キャリアアップに前向き☆」などという結論は導けないでしょう。
要は、「女性の方がキャリアアップに前向き」という結論を書きたいというところからスタートして、無理矢理こじつけようとした(できてないけど)結果でしょうね。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は、「結論ありきで書かれた記事だぞこれは」という結論ありきで記事を書いてみました。
あ、アンケート3つ目の年代別のこと書き忘れました。45歳を超えると異業種へは転職しにくい傾向はあると言えるでしょう。それくらいしか言えないと思います。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。