趣味。それは人生を楽しむ上で必要不可欠なものであり、往々にして働く理由の一つに数えられます。
しかしお金がないからこれ以上できない。楽しめない。そんなのは面白くない!!
そう思っていたら先日定年退職した父親が面白そうでお金のかからない趣味を見つけていました。
それがグラウンド・ゴルフ!!
知っている人は知っている。知らない人はそんなスポーツがあるんだと覚えてもらえると嬉しいです。
グラウンド・ゴルフとは
グラウンド・ゴルフとは我が故郷の隣村である泊村(現湯梨浜町)で誕生したスポーツで、物凄くざっくり言うとパターのみのゴルフです。
ゴルフとは言いますが、ボールは穴に入れるのではなくホールポストと呼ばれるゴールにボールを入れます。ホールポストとはこんなやつです。
ここにボールをぶち込みます。そう、ゴルフと違って持ち運び可能でどこでもゴールにできます。そのため決まったコースだけでなくオリジナリティ溢れたコースで遊ぶことが可能です。
また、ゴールだけでなくボールやクラブも全然違います。
ボールは女性の拳くらいの大きさがあり、クラブもそれに合わせて大きな形状をしています。
そして数人1グループとして交互に打ってコースを周り、打数の少なさを競い合う。そういうスポーツです。
ちゃんと大会もあって、全国大会もあるんです!!
グラウンド・ゴルフのルール
グラウンド・ゴルフでは、あらかじめ決めておいたコースを数人のグループで周ります。
そして各コースではスタートマットとホールポストが定められているので、スタートマットにボールを置き、打ち、次の人が打ち・・・全員がホールポストにボールを入れたら次のコースに行きます。
ちなみにホールポストにボールを入れることを「トマリ」と言います。
全てのコースを終えたら合計何打で周れたか計算し、最も打数の少ない人の優勝です。
ホールインワンもあり、1打で「トマリ」にすると最後の計算で打数を-3するのでかなり有利になります。すなわち、2打は最後の計算で+2となるのに対して1打は(1-3)で-2打分の価値になるので、全然違いますね。
ざっくりルールは以上です。細かいルールもあまりありません。審判もいません。皆で楽しくやりましょう。
実際にちょっとやってみた
父親は毎朝グラウンド・ゴルフの練習をやっているので、実家に帰省した時にちょっとついて行ってやらせてもらいました。
ということで懐かしの公園へ。
めちゃくちゃ懐かしい公園なんです。子供の頃はよくここで遊んだものです。
さて、練習です。まずは10Mくらいの位置からホールインワンを狙います。
打っているのは父親です。このくらいの距離だとたまに入ります。
トマリになるとこんな感じです。
入らなくてもかなり寄るので2打ではおよそトマリになります。
そして距離を伸ばしていきます。
結構遠くなってきました。2打では厳しくなってきました。
そしてさらに距離を伸ばします。
ここまでくると寄せるのも難しいです。遠くまで打ってしまいます。
地面も小石があったりしてボコボコしているので、横にもガンガンそれていきます。
私もちょっとやらせてもらいました。
スタートマットにボールを置き、クラブを構えています。
ボールもクラブも反発力があるので、軽く打っても結構転がります。
力加減が難しく、距離感がなかなかつかめませんでした!!
寄せの練習もしました。
1打目ではないので地面に置かれたボールを打っていきます。
ゴールが広いように思えますが、ボールは簡単に通過してしまうので力加減を誤るといとも簡単にホールポストを過ぎていきます。
かと言って弱すぎると
大分悔しいです。
グラウンド・ゴルフの魅力
1.お金がほとんどかからない
グラウンド・ゴルフはクラブ、ボール、スタートマット、ホールポストがあればできるスポーツです。
公園などでできるのでゴルフのようにコースを周るのにお金はかかりません。
一応グラウンド・ゴルフ用のコースもありますが、月額制使い放題でしかも数千円程度なのでかかってもその程度です。お手軽!!
2.老若男女誰でもできる
ご覧頂いた通り、ルールも簡単でどこでもでき、体力もお金も不要なので老若男女できます。
コースはあるのである程度歩きますが、その程度です。おじいちゃんも孫とできる!!
3.単純に面白い
グラウンド・ゴルフは普通に面白いです。
激しい運動もなく、素人でもたまにスーパープレイが出るので皆でワイワイできます。気楽!!
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は地元発祥のスポーツである「グラウンド・ゴルフ」について書きました。
小学生の時や中学生の時は、イベントでたまにグラウンド・ゴルフ大会が催され、老若男女問わずワイワイした記憶があります。
皆素人なのでゆるく遊べてとても楽しかったですよ。
本気でやりたい人は全国大会を目指すのもいいでしょう!!
ここまで読んでいただきありがとうございました。