どうも、ふんどし男マイタケです。
世の中にはサラリーマンが腐るほどいます。
しかし、自分の会社が好きで好きでたまらない人というのはそれほど多くありません。
「フリーランスになりたい!社長になりたい!・・・でもどうすればいいかわからない・・・」
「そもそもどんな人が、どういう思いでやっているんだろう?」
「すでにやっている人の話を聞いてみたい!」
そんな思いに応えるべく、私が実際に会いに行って話を聞いてきました。
若干22歳にしてガッツリ稼ぐKさん
9月上旬、池袋のとあるカフェにて待ち合わせ。前情報として紹介してくださった方の恩人であるということ、ビジネスライクな人なのでブログはNGかもということを聞いていた。
前情報からの自分の中でのイメージは、「基本真顔で眉間に縦皺が寄った気難しい人」
若干ビビりつつカフェに向かった。そこにいた人は・・・
顔出しOKとのことなのでまずはご尊顔をば。
全然違う〜!普通に優しげなイケメンがそこにいた。
御年22歳にしてそこいらのサラリーマンの年収より高い金額を月収として稼いでいる男がコレである。あな恐ろしや・・・
ちなみに最近筋トレで増量してベンチプレス80kgを上げれるようになったそうなので注意が必要だ。
Kさんは凄く気さくな方で、話や説明が凄くわかりやすく頭の良さがガンガン伝わってきた。
物腰も柔らかく女にはもちろん男にもモテる。それは間違いない存在だった。
Kさんの生い立ち
神童と呼ばれた男
小学生のKさんは物凄い賢かったようで、5分でテストを終えて寝てたにも関わらず100点ばかりとるような子どもだったそうだ。
それ故、Kさんの知らない所で神童と呼ばれていたそうで、同窓会で実はそう呼ばれていたことを知ったとのこと。
そんな神童Kさんは親の仕事の都合でブラジルで過ごすことになる。
ブラジルの学校には自分同様に勉強のできる人だらけだったらしく、中学時代のテストで全教科でほぼ満点(99点とか)とったが学年偏差値はなんと25。
周りが100点ばかりとったため100点以外では偏差値が圧倒的に下がってしまい、勉強が嫌いになってしまったそうだ。そりゃそうだ。
高校は日本の高校、それも県で2番目の進学校に行ったのだが2番目の高校にした理由に耳を疑った。
「1番目の高校での入試時、ふと外を見ると学校敷地内の杉から花粉がヴァッサーっと舞っていたから。」
これが神童の思考回路である。
Kさんは帰国子女故にか自己主張も激しく、高校ではいじめにあったらしい。出る杭は打たれる、まさに日本社会の縮図・・・実際にあるのね。
Kさんの人柄に触れて尚いじめる奴はいなかったのだろう、高校生活の途中でいじめはなくなったらしいが、ピュアな学生の心の傷は癒えなかった。高校時代に友達はいないとハッキリ断言していた。
しかし彼女はできたらしい。ピュアな学生らしく放課後の誰もいない廊下で告白したら、後日人が行き来する昼間の廊下で返事をされたらしい。女怖い。
二人の教室はかなり遠かったらしいのだが、彼女は毎授業終わるたびにKさんのクラスまで歩いてきてすぐ自分のクラスに帰るという奇行を繰り返していたという話を聞いて戦慄した。女怖い。
別れも壮絶だったようで、10回にもおよぶ談合の末に条約が結ばれてようやく別れたと。女怖い。
Kさんは高校では偏差値75、ポルトガル語と英語ができるというまさに神童。パネェっす。
大学へ行かずパティシエの道へ
Kさんは大学へ行かずパティシエの専門学校に行ったのだが、理由は「モテそうだから」。これが神童と呼ばれた男である。
専門学校では基本座学→実習という流れで日々が過ぎていくが、実習で作ったものは全て食べるので太る人が多数いたそうだ。
ちょっと羨ましいと思ったが私は既にこの体なので何も言わないことにした。
専門学校には学歴など全く関係なく凄いやつがいたそうで、そいつは人の動きがコピーできるという能力を有していたとのこと。なにそれ怖い。
またKさんはコンクールにも出場しており、その練習は朝6時から学校が始まるまで行い、学校が終わってから夜9時まで行うというものだったと話してくれた。私は学生時代そこまで一つのことに打ち込んだことがないため関心した。
結果は銀賞。入賞である。凄い。
そんなKさんの卒業作品は物凄く繊細な飴細工だったとのこと。あまりに繊細過ぎて、完成直後に作品の角度を調整したら倒れてしまい、木っ端微塵の粉々になってしまったそうだ。想像すると泣きそうになるが、その儚さが芸術性を高めているのかもしれない。
Kさんは勉強もパティシエも、話をうまくしたのも筋トレも全ては女にモテるためだと語ってくれた。納得。
パティシエから現在の仕事へ
専門学校を卒業後、修行も兼ねて学校指定のお店に入ったKさん。
そこで気付く!所得が非常に低い!手取りにして11万円!これはダメだ!
思い立ったら即行動。わずか3ヶ月で退社。躊躇などなかった。
とにかく考える時間が欲しかった。なのでまず辞めて時間の確保をしたそうだ。
しかし Kさんに 電流走る!収入がないため生きられない!!当たり前である。
まずは時給のいいコールセンターのバイトをし、時間を確保しつつ収入を得たそうだ。そしてビジネスをしたが稼げないので辞め、営業をしたらこれがうまくいった。
営業は単発での収入が良いので、時間を生むことができるという点でやったらしい。とにかく時間の確保を優先するという一貫性に濡れた。
ここでまた気付いたらしい。営業した人が稼いでいないということに。自分がいくらいい事を営業しても、結局その人が他の所からマネタイズしないとその人自身が儲からない。その構図が嫌だったと話してくれた。
そしてまずは自分がもっと上の人間と繋がれるように立ち回り、実際に上と繋がったためにより良い案件にすることに成功したとのこと。
上の人間と繋がると凄まじい人と繋がれたようで、ここではちょっと書かないが物凄い経験をさせてもらったようだ。とにかく凄い話だった。漫画や映画の世界のような話である。
現在は融資の引っ張り方をコンサルしており、普通にいきなり銀行に融資してくださいと言うよりも圧倒的に大きい金額の融資を引っ張れるそうだ。
融資の引っ張り方がある事自体初めて聞いたため驚いた。そしてそういうノウハウは知っている人は知っていて知らない人は一生知らないのだなと感じた。
Kさんが言うには、お金の移動という点にフォーカスすればマネタイズする以上必ず勝者と敗者が存在してしまうという。確かにそうである。
顧客に銀行からより大きな額の融資を引っ張らせた暁には手数料を貰うという形をとっているので、その時点では勝ち負けが発生してしまっている。しかし、その代わりに融資で引っ張ったお金の運用先の紹介をすることで顧客全員が他で多くの勝ちを取れる仕組みにしたそうだ。
その運用先も自分で1年以上も監視し続けつつ、ここでは書けないような手段を行使して信用できるかを見極めた末に決めたそうだ。ここなら大丈夫だと。
信用というものを重く受け止めているKさんはとにかく嘘が嫌いらしく、ちょっとした嘘もダメらしい。一度でも嘘が混じると、もうその人の話の何が本当で何が嘘か疑ってしまうとのこと。
その点この運用先の人は1年間疑い続けて全く嘘がなかったため信用したらしい。ここでは書けないような手段を行使した結果嘘がなかったということである。
なるほど物凄い自信を持って伝えられる案件なのだなと感じた。
将来やりたいこと
Kさんが将来やりたいことを聞いたところ、お菓子屋さんがやりたいそうだ。それも、従業員全員がしっかり稼げるお店を、である。
お菓子屋さんは利益率が低い割に人件費が高いので、利益率を上げるしかないわけだが、やり方は教えてはもらえなかった。
また、自分は他で稼いでいるのでお菓子屋さんに関して自分は無報酬でやりたいそうで、インフラを整えて、たまに店に顔を出して掃除とかしたいというほっこりした話をしてくれた。
現在は友人の修行が完了するのを待っている状態で、もう少しで夢が叶うそうだ。素晴らしい!!
また、商売でも成功したいそうで、まず直近では月に1000万がとりあえずの目標らしい。それも見えるところまではきていて、やる気を出せば到達できるとかなんとか。ひぇっ!
おすすめの本
特に無し。この回から会った人におすすめの本を聞いていこうと思ったのだが早速躓いた。焦る。
Kさん曰く、本はあくまでビジネスだから好きじゃないらしい。
本当に価値のある情報はその人が生きてきたことを下の人達に伝えていくという行為の中にあり、出版社などビジネスとして本を売り出す人が介在してしまう「本」という形態ではそれができないからだそうだ。
あるいは読み手が本からの情報をちゃんと噛み砕いて自分のものにするのであれば本も価値のあるものになるが、それをせずただ単に読むだけの人を見ると「まずは自分を磨いたら?」と思うそうだ。
また、世の中のビジネスマンはお金を追い過ぎ何じゃないかと呟いていた。
お金は大切だが貨幣そのものに価値はないので、もっと他のことに価値を見出したほうが結果としてお金になるのにと語ってくれた。
本当に22歳か?
終わりに
今回はお金大好きマンのKさんとお会いすることができました。
お金大好きマンは本人たっての希望でつけてます。ノリノリである。
Kさんは物腰柔らかくて話しやすく、かつしっかりと物を考えていて話も面白い素敵な方でした。あと声がメンタリストDaiGoに似てます。本人も色んな人から声から姿形まで似てると言われると言ってました。
また猫を飼いたいそうなので、東京都内で仔猫の里親を募集している方がいたら繋げられるかもしれません。
以上、マイタケレポートでした。