どうも、マイタケです。
IT業界は見渡す限りブラック企業だという印象が根付いて久しいですが、ホワイトな企業だって沢山あります。
しかし確かにブラック企業はホワイト企業よりも多くあるでしょうし、その企業がブラックかどうかの判断をするのはなかなか難しいでしょう。
そこで今回はブラック企業に転職してしまわないようにするため、どういったことに注意しておくべきかを書いていこうと思います。
ブラックなIT企業の特徴
ブラックなIT企業の特徴をまとめておきます。
1.客先に常駐してウォータフォール型開発を行っている
システムを構築するにあたっての開発手法として「ウォーターフォール型開発」が昔から採用されており、現在もいたるところで用いられています。
「ウォーターフォール型開発」はシステム開発を各工程ごとに分割し、それぞれの工程をきっちり終わらせていく手法のためプログラムの作成に関わる工程で顧客の存在は必要ありません。
それにも関わらず客先に常駐すると余計な仕様を要求される上に内部的な話もできず、さらに有給休暇も取得しにくくなって平日も定時で帰り辛くなります。要は時間外労働が増えます。
客先だと納期に間に合わないから応援を呼ぶという最終奥義も使えません。そこにいる人でなんとかしろとなります。一人当たりに強いられる労働量がどんどん増えます。でも残業はするなと会社からは言われます。さて、どうなるでしょうね?
2.有給消化率を年次有給休暇の計画的付与制度で高めている
企業によっては有給消化率を公開しているでしょう。そしてそれを見て「あぁ、有給休暇をちゃんと取れるんだ」と誤解する人も多いはずです。
しかし実際にはただ単に年次有給休暇の計画的付与制度によって半ば強制的に有給休暇を消化させる企業が多くあります。
例えばお盆や年末年始。酷い所は祝日もそうだったりするようです。考えられないかもしれませんが、これが現実です。
3.自社開発をしないのに教育制度がなく現場のOJT任せ
会社は社員を預かる身なので社会貢献しつつも効率的に利益を上げて社員に還元しなければなりません。この「効率的に」というところがポイントで、売上に対して人件費は高く見えがちなので経営者は人件費をなんとか抑えようとします。
ここで「ホワイト」か「ブラック」かが別れるのですが、前者は社員を教育して効率化を図ります。後者は社員のサービスで見かけ上の効率化を図ります。
OJTを採用して教育を行っている会社は多いですが、自社でなく外の現場で作業させる会社の場合のそれは教育の制度としては建前でしかありません。顧客が目を光らせている現場で教育をしっかり考えつつもきちんとした物を作れるプロジェクトなんてそうそうありません。よほど有能な人が集まっていない限りは無理です。
もちろん座学より実業務をやりながら学んだ方が圧倒的に効率的なのはわかっています。なので自社開発が必要なのです。
ブラックなIT企業か見極めるためには
ブラック企業に転職しないためには上で書いたようなことがないか企業に確認しておくべきです。
1.開発は自社でやっているのか、開発手法は主に何かを確認する
開発を自社でやっている企業はウォーターフォールでも最悪なケースは起きにくいと考えます。最終奥義が使えるので。
そして客先常駐していてもアジャイルやDevOpsといった手法の開発であれば顧客を巻き込む形であり、小さな規模で開発していくことを繰り返すタイプなので全体スケジュールなどの融通も効きやすくデスマーチのようなことも起きにくいです。もし起きたらそれは圧倒的なマネージャの力不足です。
2.有給消化率だけでなく年次有給休暇の計画的付与制度をどの程度採用しているかを確認する
年次有給休暇の計画的付与制度は有給休暇日数の大半を占めさせることができます。自由に使える有給休暇を5日間残しておけば、残りは計画的付与にできてしまいます。
恐ろしい制度ですが現実問題可能なので、ちゃんと確認しておかないと絶対に後悔します。
3.OJT以外の教育制度を確認する
OJTだけは論外ですが、「こういったことをした実績がある」という表現でもダメです。きちんと「制度化」されているかを確認すべきです。
自社開発であればある程度許容できますが、客先に行くのであれば絶対です。
上記のことを企業に確認しにくいという方は
有給休暇のことなどお金に関することもそうですが、転職先候補の企業を試すような質問はしにくいという方は多いと思います。
そういった方は「エージェント」を使うことをオススメします。
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終わりに
いかがだったでしょうか。
今回はブラックなIT企業に転職しないためのポイントを書かせていただきました。
自分の体は自分が1番大切にしてあげないとブラック企業は調子に乗って人を潰します。
これだけ人材不足が叫ばれているのに待遇を良くしようとしない企業は滅べばいいので、みなさんも騙されないようにしてください。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。