どうも、ふんどし男マイタケです。
世の中にはサラリーマンが腐るほどいます。
しかし、自分の会社が好きで好きでたまらない人というのはそれほど多くありません。
「フリーランスになりたい!社長になりたい!・・・でもどうすればいいかわからない・・・」
「そもそもどんな人が、どういう思いでやっているんだろう?」
「すでにやっている人の話を聞いてみたい!」
そんな思いに応えるべく、私が実際に会いに行って話を聞いてきました。
笑顔が素敵なダンディズムKさん
10月某日。新宿のとあるカフェにて待ち合わせ。
先にお店に入ってブログを書きつつ待つ。コーヒーが一杯おかわりできるのがありがたい。
今後も使おうと思っていると、笑顔のKさんが現れた。スーツケース片手に。
すごく腰も低く、つい先日まで仕事でアメリカに行っていたというKさん。
今回は写真を撮り忘れてしまったので、なんとなく雰囲気がKさんに似ている写真をば。
失礼だったか。。。しかし気にしない。
Kさんは私とタイプが似ており、お互いに話しやすさを感じたと信じている。
今回は大企業で体が壊れるまで働き、ある人の本に救われ、独立したKさんの生い立ちを追っていく。
Kさんの生い立ち
ええかっこしいだが緊張しい小学生Kさん
小学生のKさんは活発で負けず嫌いだったそうだ。
3年生の時父が越谷に家を立てたため、元々都会住みだったKさんは田舎の小学校へ転校となった。
まず驚いたのは校庭が広いこと広いこと。
都会は上履きで校庭に行けるのだが、田舎は土。転校初日に知らずに上履きで出ていってかなり怒られたそうだ。
やはり田舎は違うなと感じたのだとか。
Kさんは足が速く、4年生の時学校代表の陸上選手にも選ばれた。
が、緊張しいなのでスタート遅れて結果出せなかったそうだ。
Kさん曰く、緊張しいでええかっこしいだったとのこと。
受験もしたそうで、なんでも当時のKさんは「東大か一橋行かなきゃ」と思っていたらしい。
Kさんの親がNo.1主義だったので、「どこ行きたい?」「開成」→もう他の学校を選ばせてもらえなかったのだそうだ。
受験のため塾にも行き、代ゼミの模試では1番になったりもした。
が、本番当日。緊張のせいで熱がでて、力が発揮できなかった。。。
緊張しいのKさん。開成行けず。
中学生Kさん、アメリカへ行く
開成に行けなかったKさんは別の新しくできた中学に通うこととなった。
その頃、親が仕事で海外行く気配があったので英語部に入った(女子部員だらけだった)。
そして中学二年の時、親から「あと一年でアメリカ行くぞ」と言われ、父は先にアメリカへ。
Kさんは「アメリカに行く前に色々としておきたい」と思い、英語は一旦置いておいて軟式テニス部に転部。そしてなんなくレギュラーになった。
三年生になるまで生徒会の議長もやっていた。
「何をやっても基本1番になっていた」と語るKさん。流石である。
Kさんはアメリカ行って中学三年生になった。
3月生まれなので本来なら8年生であったが、親の交渉で9年生にしてもらえた。元来交渉が苦手であった父親がここでは凄い交渉力を発揮したのだそうだ。
三年生になったはいいが、その頃クラスのみんなは期末試験の対策をしており、自分がやったことのない勉強をしていた。
英語もわけがわからない中いきなりルートの計算をさせられ、得意な数学ですら全く意味がわからなかったそうだ。
全然合格点に届かないまま夏休みに突入。これはやばいと感じたとのこと。
夏休みの課題図書を辞書を引きながら読んでいたら英語力がつき、テレビみてヒアリング力が上がり、1科目1科目クリアしていったそうだ。
勉強だけでなく硬式テニス部にも入り、これも楽しかったとのこと。
ダブルスの選手だったのだが、ボールを追って壁に激突しながら返すと、「神風だぜ!ひゅ〜!」など煽られたそうだ。
土曜日は日本人の補習があり、ここで横のつながりもできた。
「英語や勉強は大変だったが楽しかった」と話してくれた。
高校大学は日本ではっちゃけるKさん
Kさんは日本に帰ってきたら高校二年生で帰国子女として編入した。
周りに悪い奴もいて、友達の家で●を呑んで暴れたりしていたそうだ。
しかし英語は蓄積があったので受験も楽だったとのこと。
そして東京工業大学へ入学。楽な受験でこの大学とは・・・恐ろしい賢さである。
大学でもテニス部に入ったが、縁あってプロレス研へ入った。マッスルK(リングネーム)の誕生である。
説明しよう。マッスルKとは子どもたちのヒーローなのだ!
テニスではプレイスタイルが変わり、トリッキーなニンジャプレーをするようになっていた。
Kさんはダブルスが好きで、そのパートナーも同じ考えだったとのこと。
現在日生で働く、当時全国区の選手だった人からテニスを教わったそうで、シンプルに「打ったら点取れる所にいけ!抜かれたら走れ!」という考えでプレイしたらうまくいったそうだ。
とにかく、マッスルKは楽しくテニスをしていたのだそうだ。
大企業へ就職。そして体に変調が起き始めたKさん
大学生Kさんが就職活動をしたところ、当時は通信事業だったリ●ルートに就職が決まった。
当時は知られてない会社だったそうで、Kさんの親も調べたらいい会社だったとのこと。
そしてリ●ルートの社員となったKさん。社会人人生の前半は何も考えてなかったそうだ。
「とにかくがむしゃらに仕事した。一生懸命ならいい感じになるだろう。と思っていた」と語ってくれた。
Kさんは頑張って実績も作ったが、長いビジョンを考えて仕事をしてなかったそうで、短いスパンでの仕事をしていたのだそうだ。
しかし、途中からヤバイと思い出したらしい。
また、ジャンクフードなど摂取していたものもヤバかったそうで記憶力にきたとのこと。スコンとものを忘れてしまっていたらしい。
さらに腰をやってしまい、血圧も上昇。胃も痛かった。
40歳を過ぎて「こりゃいかん」と気付いたのだそうだ。
30代はイケイケゴーゴーだったが、だんだんとパフォーマンスさがっていくのを実感し「このままではマズイ」と思ったのだそうだ。
人生を変えたきっかけ
このままではマズイと気付いたKさんは、その時にどうしたらいいかがわからなかった。
まずは図書館で本を20冊とか借りて読んだのだそうだ。
「50歳でどうなる?」とにかく焦っていたのだと話してくれた。
そしてAmazonで速聴の本と出会い、「これを真剣にやったら人生またやり直せるかも!」と思ったのだそう。
そしてその本の出版元に問い合わせたら、そのときのトップセールスの人から話を聞くことができた。
「このまま人生続けたらどうなる?」など巧みに質問をされ、自分の人生はお先真っ暗だということがわかってきたらしい。
そこでナポレオン・ヒルのプログラムと出会った。
「取り組まないで終わる人生より、取り組んだ人生の方が明るくなる」
Kさんはナポレオン・ヒルのプログラムとの出会いで、人生成功のイメージが湧いたのだそうだ。
そしてナポレオンヒルプログラムやり始めたのだそう。
具体的には、朝ウォーキングしながらナポレオン・ヒルの本を速聴したとのこと。
ナポレオン・ヒルは言葉が強烈なのでお腹痛くなったりもしたが、だんだんと考えが染み付いてきて仕事も楽しくなったらしい。
Kさんは「これは良い方向にできるかも」と思ったのだそうだ。
当時、部下だった人が上司になり、それが相当ショックだったがその時考えた。
「何故こうなったのか」「自分に足りないものは何か」
ナポレオン・ヒルプログラムをやってなかったら自暴自棄になっていたが、ナポレオン・ヒルの言葉を思い出した。
「これから学べる物は何か」と考えたのだそうだ。
部下だった彼は結果を決めて、その過程をどうするか考えていた。
しかし自分は違っていたので、それを学んだのだそうだ。
そして独立へ
3年経った時に震災があった。
奥さんがあるネットワークビジネスを始め、奥さんからその話を聞いた1週間後に震災があったのだそうだ。
現場に行き、「自分でビジネスやってもっと自由な人生を送る!」と心に決めたのだそう。
期限を1年後と決め、不動産などで権利収入を得たりなど、独立の準備を始めたのだそうだ。
そしてリラクゼーションの会社を設立。
しかし、いざ辞める時に事件が発生!
それは送別会、恒例の腕相撲大会で自分と出向先の社長との闘い最中であった。
Kさんが決めに行ったタイミングで
「パーン!!」
あまりの激痛にKさん卒倒。なんと腕の骨が折れた。
流石に救急車で運ばれた。明日から独立なのにと奥さんも真っ青。。。
しかしKさんはその時も「これで最高のネタができた」と考えていたのだとか。
そんな出発だったと話してくれた。
現在のKさん
Kさんは現在、健康関係の会社、事業を行っている。
水素サロンやグルテンフリー、ピープルフードなど、新しい健康事業に取り組んでいるそうだ。
健康の情報は自分で色々調べたそうで、正しい知識を身につけなければということらしい。
また常識が正しいとは限らず、そういう情報を伝えていけば国の流れも変えられるのではと考えているのだそうだ。
そして、「素晴らしい人とも出会い、充実しており、志と夢が一致していていい人生である」と語ってくれた。
Kさんの将来の夢
Kさんの将来の夢は、「正しい食の流通をつくること」だそうだ。
スーパー・コンビニ・ファーストフードでもちゃんとした食べ物の選択をできるようにしたいのだと話してくれた。
おすすめの本
Kさんのおすすめの本はナポレオン・ヒルの本である。
Kさんの人生を変えたナポレオン・ヒル。その本を一度読んでみてはいかがだろうか。
終わりに
今回は水素サロンなど、健康系事業をされているKさんにお会いすることができました。
Kさんは頭の良さが滲み出ているような人で、理系!といった雰囲気を醸し出していました。
また本を読むだけでなくきちんと実践するところ、独立すると決めたら期限を決めて着々と準備を進めたところなどは、これから独立を考えている方は見習うべき点だなと感じました。
もちろん私も見習います。
逆境をチャンスと解釈する習慣を持ち、ことごとく乗り越えていくKさん。夢の実現に向かい今後が楽しみです。
さて次回はどんな人とお会いできるのでしょうか。とても楽しみです。
以上、マイタケレポートでした。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。