どうも、ふんどし男マイタケです。
世の中にはサラリーマンが腐るほどいます。
しかし、自分の会社が好きで好きでたまらない人というのはそれほど多くありません。
「フリーランスになりたい!社長になりたい!・・・でもどうすればいいかわからない・・・」
「そもそもどんな人が、どういう思いでやっているんだろう?」
「すでにやっている人の話を聞いてみたい!」
そんな思いに応えるべく、私が実際に会いに行って話を聞いてきました。
時間ぎりぎりまで仕事をされる猪俣さん
1月某日。都内のとあるカフェにて待ち合わせ。
待ち合わせ時間ギリギリに到着すると、ちょうど私の前に会われていた人が帰るところであった。
したがって休憩なしで私と話してもらうことになったが、そんなことは関係ござらんというスタンスで話す。
実際休憩なんてなくても問題ないようだったので、やはりこういった人はパワフルだなぁと感じた。
今回は顔写真OKとのことだったので、早速御尊顔をば。
ビシっと仕事している風の写真である。
実際猪俣さんはビシっとした方であり、しかし楽しくお話することができた。
今回はSEから独立し、全くシステムに関係のない仕事で稼ぐ猪俣さんの半生を綴っていく。
猪俣さんの生い立ち
●●長は全てやった小学生
猪俣さんは小学生時代、勉強は普通であったが「●●長」と名の付くものは全てやったらしい。
それこそ学級委員長から応援団長までやったのだそうだ。
なんでも「●●長」というのはいつも決まるのに時間がかかり、その時間が非常にもったいないので自分から立候補していたとのこと。
小学生の頃から時間の大切さに気付いていたとは・・・末恐ろしさを感じた。
豚の解体をした中学生
中学生の猪俣さんは相変わらず●●長をしていた。
そんなある日、文化祭で人体についてみんなで調べる機会があり、その企画においてなんと豚を一匹丸ごと解体したらしい。
血抜きされた豚を切り開いて内蔵などを見たり、ホルマリン漬けにしたりしたそうだ。
そんな中猪俣さんは「頭蓋骨担当」となり、豚の頭を夏休みの間に土に埋めておいたらしい。そうして二学期に掘り起こすと綺麗に骨だけになるそうで、土などの汚れは歯ブラシで磨き、抜けた歯はボンドでつけて綺麗な頭蓋骨にしたとのこと。
また、豚の目玉がクラスの子1人一個ずつ支給されてそれを解剖して水晶体がどれかなどを見たらしい。
なんとも奇抜な教育を受けたようだった。
意外と普通の高校生猪俣さん
普通の県立高校に進学した猪俣さんはバレーを始めたそうだ。
本当はテニスをやりたかったが、バレー部を見に行く人に誘われて行ったらその場で入部届出させられたとのこと。
意外にも流される人間だった時期があったようである。
高校での勉強はクラスで5番くらいだったが、数学は学年1位だったそうだ。しかし他がダメで、完全に足を引っ張っていたのだとか。
テニスにドハマリした大学生時代
駒沢大学の経済学部に進学した猪俣さん。薬学部も考えたが、理系は忙しいので聞いてやめたそうだ。
そしてテニスサークルに入ったとのこと。
飲み会はもちろんあるがちゃんと練習するサークルだったそうで、平日は毎日朝練があったそうである。
猪俣さんはテニスにハマり、3年生の夏まで、1年生の前期以外は毎日練習に行っていたのだとか。1年生の前期も、毎日ではなかったが週4日で練習をしていたというから驚きである。
その練習もちょろちょろっとしたものではなく、朝練した後でさらに練習があり、一日合計で4時間練習していのだそうだ。そのかいあって県でベスト8くらいなら渡り合えるくらい強くなったらしい。
猪俣さんは大学生活のほぼすべてのエネルギーをテニスに充てたため、授業はほぼ行かず!しかしネットワークは持っていたのでノートは集められた。そして出席がとられない授業を選択してノートをゲットするという手法で単位を取っていたのだとか。なんとも効率のいいやり方である。
テニスサークルで幹部をやっていた猪俣さん。幹部時期が終わったら燃え尽きてしまい、授業もテニスもしない時期に突入したそうで、大変なことになってしまった。
4年生の時にフル単でないとと留年という状態にまで陥り、しかも就活もしていたので週3日は1限~7限まで埋まっているという状態なったそうだ。
就職先が決まるとその会社では毎週日曜日が研修だったらしく、その前日が夜勤のバイトでさらに研修の次の日は授業だったため、スケジュール的に必ず徹夜していく日があったとのこと。
凄まじいスケジュールではあったがなんとかこなし、無事卒業して社会人となる。
サラリーマン時代
猪俣さんにもサラリーマン時代はあったとのこと。
やりたいことは特になかったため、金融か商社かITの会社に絞って就活するとIT会社一発目で受かってしまったらしい。結局就職活動期間は延べ15日、書いたエントリーシートは1枚というものであった。
そして会社員1年目。いきなりロードバランサーのスペシャリストとして別会社に送り込まれたとのこと。当時ロードバランサー自体があまりなかったため、その設定を知っている人がほとんどいなかったのだそうだ。1年目にしてスペシャリスト扱いとは・・・業界の闇を感じた。
色々とやらかしそうになりながらもなんとか仕事をこなして数年経った頃、猪俣さんは国家プロジェクトレベルの案件でも重要な役割をしていた。お客さんと各ベンダーの間に猪俣さんが挟まっているような状況だったらしい。
そしてついに体調を崩してしまい1ヶ月休職。。。
が、1ヶ月で副業の感覚を掴み、SEの仕事が馬鹿らしくなってしまって復職4日目で辞める宣言!!圧倒的なスピード感である。
脱サラして
猪俣さんは脱サラ後、不動産投資の営業、提案を主にやったらしい。
延べ500社程不動産の会社を回りつつ、3人で月に10件も物件を売っていたのだそうだ!
そして、「自分達はこれだけ物件を売れる。広告費要らないでしょ?どうします?」という営業をかけていると色んな話が持ち上がり、トップクラスの人と組めるようになったのだとか。
普通の不動産投資の営業では自社の商品を売ることしかできないが、猪俣さんは一歩退いているので次元が違うのだと話してくれた。
しかも社長直ないしそれに準ずる人にしか繋げないので、よくある「担当者がいなくなる」ということもないそうである。
不動産に関して誰にも負けないようになった頃、不動産を通じて人材業界にも手を伸ばし100人くらいカウンセリングの人に繋げたのだとか。
そうするとカウンセリングを100回くらい聞いたことになるので、自分もそのカウンセリングができるようになったとのこと。
そうして自分の仕事の領域が増え、フィーが増加。こうなったのが会社を辞めて3年くらいらしい。
その後ステップアップとして法人営業をしようとしていたところ、知り合いのコンサル会社の人からマーケティングのベンチャー企業に誘われた。
猪俣さんは勉強になると思いそれを受諾。その会社のメンバーは女社長とコンサルの人と自分という構成で、もう抜けるとのこと。
女社長は社会人経験がなく、全部自分がやることになることはわかっていたが経験を積みたかったのでやったそうだ。すなわち稼げない前提だったのだとか。
本当は、社長という人はどういう考え方で社長やっているのかや、コンサルの考え方を知りたかったそうだが、どちらもダメだと思い、辞めることとなったのだそうである。
ある日、元々猪俣さんのお客さんだった服屋さんの社長が声を書けてきた。
服というのはモテたい時に登場するので、仕事、お金、恋愛という状態になれる。この3つができる個人はあまりいないのでやろうと決断した。
しかし服なんて売ったことなかったため、どう売ろうかと画策しつつとにかく人に会ったらしい。それこそ通算で4000件以上お茶をしているのだとか。
そのお店自体はインターホンで入るようなお店で、芸能人が来たりもするが普通の人が来ないので騒ぎにならないらしい。想像以上にいい店のようである。
さらに、お店で2週間に1回パーティを開催しているらしく、服に関係ない人にもお店に触れさせる機会を設けているのだとか。しかもお客さん同士で結婚とかもあるのだそうだ。
やっていることは人と会って適切な所に持っていくというものだが、現在は服に関するウェイトが大きいとのこと。そして今年の夏くらいに会社を作るのだと話してくれた。
将来の夢
猪俣さんの将来の夢はあまりないとのこと。目標はあるそうで、これから立ち上げる会社において、社員含めフルコミで1000万円以上稼げる状態にしたいのだそうだ。
20年30年も生きていると皆何かしら得意なことがある。本人的には大したことなくても他の人からしたら凄い事を持っている。「その人が持っているもの+ちょっと」で稼げるようにしてあげたい。ストレスなく仕事をしてもらいたい。そういう思いでいて、現状既にそういう人もでてきているらしい。
猪俣さんはそういった組織作りをワンピースに当て込んでいるらしい。すなわち、キャラやシチュエーションを当て込むのだそうだ。少年漫画なので必ず最後は成功するというのがまたいいのだそうだ。
今の予定では3年後くらいに今の麦わらの一味が揃うそうである。
そして、そのやり方だと数字も上がる上に変なことしているので誰かの目に止まり、本を出すであろうと。さらに40歳くらいでカンブリア宮殿に出演して世の人に叩かれる時期に突入するらしい。これは麦わらの一味が散り散りになったところに該当するそうである。
ちなみに海賊王が何なのかははっきり決めてはいないそうで、強いて言えば豊かな生活を送るというのがざっくりではあるが海賊王であるようである。
本の出版、カンブリア宮殿に出演した際には是非このブログのことを話してほしいものである。昔から同じことを言い続けていたというエビデンスになるので。
独立したい人に向けて
「根性と耐久力さえあればできる!やりかたは教えます。誰でも4000件アポすればなんとかなる。それをするのに根性と耐久力がいる。」
教える際は自分の経験から無駄なことは排除して教えるので、自分よりは早く成功できるはずなのだそうである。
興味ある方は一度相談してみてはいかがだろうか。
おすすめの本
猪俣さんおすすめの本は「大富豪の仕事術」。
これはマイケル・マスターソンが書いた本で、仕事のやり方を学ぶ本なのだそうだ。
他にも本が出ており、会社を年商0~1億円、1億~10億円などに分け、それぞれの段階で起こるであろう問題や対処方法などが書かれているそうである。猪俣さんは事業を考える際、その本に書かれていることをよく参考にするそうである。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回はSEから独立した猪俣さんにお会いすることができました。
猪俣さんはやってきた仕事もそうですが、実際に話してみて責任感がかなり強い印象を受けました。パッションが強いというか不正を嫌う人間なんじゃないかなと。バレない不正は不正じゃないとは思わないタイプだと感じました。
独立したいがどうすればいいかわからない。不動産に興味はあるがどの会社を選べばいいかわからないし詐欺会社に出会ったら怖いという方は一度猪俣さんに相談してみてはいかがでしょうか。
服屋さんの話の辺りにも書きましたが、猪俣さんは定期的にパーティを催されているのでまずはそちらに行ってみてもいいと思います。
facebookで猪俣聡一朗さんを検索するとイベントページが見れるはずですよ。
さて次回はどんな人とお会いできるのでしょうか。とても楽しみです。
以上、マイタケレポートでした。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。